『This Manその顔を見た者には死を』Case35「偽物」のネタバレと感想・考察です。
ネタバレがあるので未読の方はご注意を!
「おもしろいのディスマン」の正体は11年前に剣を襲った七城家の怪人。
現在はKODAMAと手を組み、連続殺人事件を起こしている。
神水の遺した情報から徐々に「ディスマン事件」の真実が見えてきました。KODAMAと怪人の居場所を突き止めるため、斗たちが反撃に出ます。
前回のあらすじはこんな感じです↓↓↓
繋がり始める点と点
神水が遺した情報を共有したことで、これまでバラバラに存在していた謎が繋がり始めます。

まずは、陣内の指先から検出された斗のDNA。これが、斗が容疑者として追われる決定打になっているわけですが、これは剣のDNAである可能性が高くなりました。斗に容疑をかぶせるため、ディスマンの一味が剣の皮膚片を仕込んだのです。
次に、小6の時に、九品寺のランドセルに入れられていた「ディスマン人形」。これは、七城家の怪人探しを断られた剣が、腹いせにやった悪戯だったと推理されます。剣が「人吉七人衆」の絆を繋ぎとめるために必死だったからこのような悪戯をしたと、斗たちは考えます。
まだ、斗たちの推理の段階で、これが真実なのかは分かりませんが、伏線が徐々に回収されていく感じで、読んでいてゾクゾクしました。
斗を落ち着かせたのは星子
剣の生存が判明したことで、斗はかなり焦っている様子でした。剣の救出を急ぐあまり、九品寺がなだめても聞く耳を持ちません。
ピリピリした空気を変えたのは、星子でした。

「ツルギさんが生きててよかったね!!」
そう書かれたメモを斗の前に突き出す星子。それを見た斗は落ち着きを取り戻します。
そんな二人の様子を見て、目に涙を浮かべる玲愛。星子の行動は、恋人である玲愛の役目だったはずなのに、取り乱す斗に、恐怖を感じてしまった自分が悲しかったようです。
怪人の調査を買って出た七城
神水のノートにも記述があったように、「おもしろいのディスマン」は七城家に匿われている可能性が高い。
そのことを知った七城は、自ら七城家と怪人の繋がりについての調査を買って出ます。「息子と言えど危険過ぎる」と、九品寺は止めますが、七城には何か策があるようです。
斗は、七城家については七城に任せることに決めました。
七城は本当にたった一人で行っちゃいましたが、大丈夫なんでしょうか・・・
偽物の星子が登場
七城を見送った斗たち。直後に九品寺がKODAMAの最新の動画に気付きます。
その動画にはKODAMAと共に「明里星子」を名乗る少女が出演していました。もちろん偽物ですが、知り合いでなければ気付けないレベルの完成度です。

黒瀬警部を失い、戦力が大幅ダウンしたディスマン一味。
「エンタメ」として視聴者の気を引くために、「星子のでっち上げ」という強引な手段を取ってきます。
敵も追い込まれている・・・この状況に、斗は「KODAMAを出し抜くチャンスが来た・・・!」と不敵に笑うのでした。
『This Manその顔を見た者には死を』第35話のネタバレと感想・考察まとめ
『This Manその顔を見た者には死を』Case35のネタバレと感想・考察でした。
神水のやるせない真実を受け止め、いよいよ斗たちが反撃に出ました。
斗は、KODAMAを出し抜く作戦を思いついたようです。「おもしろい」には見境なく飛びついてきそうなKODAMAの行動を逆手にとった作戦なんじゃないかなと思いますが、いったいどんな手で挑むのか、楽しみです。
そして、KODAMAより危険そうな「おもしろいのディスマン」に一人で迫ろうとしている七城。こっちは返り討ちにあう可能性も充分に考えられちゃって心配過ぎます・・・
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