『This Manその顔を見た者には死を』Case31「悪い大人」のネタバレと感想・考察です。
ネタバレがあるので未読の方はご注意を!
前回のあらすじはこんな感じです↓↓↓
『This Manその顔を見た者には死を』第31話の要点ネタバレ
まずは『This Manその顔を見た者には死を』Case31の要点(ネタバレあり)をまとめてみました。
- 先に銃を抜いた斗が黒瀬警部の肩を打ち抜く
- 悲劇の刑事を装うため自殺する黒部警部
- 斗たちは七城の別荘に匿ってもらうことに
- 菊池が斗に「イスの下」についての話を始める
菊池が神水から言づけられていた「イスの下」にはいったいどんな真実が隠されていたのでしょうか!?
『This Manその顔を見た者には死を』第30話のあらすじと感想・考察
黒瀬警部との一騎打ちを制した斗
同時に銃を抜いた斗と黒瀬警部だったが、僅かに斗の方が速く、黒瀬警部の右肩を撃ち抜く。
利き腕を撃たれて銃を落としてしまう黒瀬警部。どうやら斗は既に弾切れだと油断していた様子。しかし、斗は九品寺と一緒に捕らえた警官から弾を奪っていた。
自嘲気味に話し始める黒瀬警部。逃げようにもこの怪我ではいずれ捕まってしまう。そうなれば自分は警察を裏切った犯罪者。そんな人間の孫に治療費が集まるわけがない。
黒瀬警部は続けて孫の境遇を語り始めた。父親は息子の重病を知ると姿を消してしまった。母親は夫に逃げられて精神を病んでしまったそうだ。重い病に侵されながら、彼を助けようとしてくれる人間は祖父である黒瀬警部しかいない。

黒瀬警部の最期
黒瀬警部から孫の話を聞いた斗だが「連続殺人犯の片棒を担いだ犯罪者に同情はしない!!」と言い切り、覚悟を示す。
そんな斗に「お前に俺が殺せるか?」と歩み寄る。斗は「動くな!」と制止しようとするが、黒瀬警部は止まらない。
「正義の味方が、なりふり構わねぇ悪人に本当に勝てると思うのか?」と、言いながら斗に倒れ掛かる黒瀬警部。斗は咄嗟に支えてしまう。しかし、これが黒瀬警部の狙いだった。
黒瀬警部の狙いは自分が「ディスマンの手先」ではなく「単独で斗(ディスマン)に挑み殉職した刑事」として死ぬこと。すべては世間の同情を買って孫の治療費を集めるため。そのために、黒瀬警部は斗が握る拳銃の引鉄を自ら引いたのだった。
黒瀬警部の策にはまり、「先輩殺し」の容疑までかけられてしまいそうな斗。「あなたの思い通りにはさせない!!!」そう言い残してその場から立ち去るしかなかった。
斗たちは七城の別荘へ
立体駐車場を立ち去った斗と玲愛は九品寺たちと共に七城の別荘へ避難。「みんなを匿えるなんて光栄だよ」とちょっと嬉しそうな七城。
斗が休んでいる部屋から出てくる玲愛。七城は「斗君はどう?元気になったかな!?」と朗らかに問いかけるが、「なるわけないでしょ」と玲愛に睨まれてしまう。
別室で休んでいる斗。剣と神水の絵を描きながら「剣が生きている」という神水の言葉の意味を考えていた。そこへ菊池が入ってくる。
斗に聞いて欲しい話があるという菊池。それは神水が言い遺した「イスの下」についての話だった。

『This Manその顔を見た者には死を』Case31より引用
『This Manその顔を見た者には死を』第31話のネタバレと感想・考察まとめ
『This Manその顔を見た者には死を』Case31のネタバレと感想・考察でした。
黒瀬警部との一騎打ちを制した斗でしたが、結果的に黒瀬警部の自殺を許してしまい、更に容疑が増えてしまいそうな展開に。
一方、神水が「イスの下」に遺したと思われる情報が、真実を辿っていくための鍵になってきそうです。神水はディスマン事件とどのように関わっていたのでしょうか。
次回は新たな真実が判明しそうですね!
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