『This Manその顔を見た者には死を』Case29「3億」のネタバレと感想・考察です。
ネタバレがあるので未読の方はご注意を!
前回のあらすじはこんな感じです↓↓↓
『This Manその顔を見た者には死を』第29話の要点ネタバレ
まずは『This Manその顔を見た者には死を』第29話の要点(ネタバレあり)をまとめてみました。
- 銃弾はあたっておらず斗は無事だった
- 黒瀬警部は人気のない立体駐車場へ逃げ込む
- バーで斗を狙っていたスナイパーは黒瀬警部だった?
- 黒瀬警部は孫の治療費のためにKODAMAに協力していた
- 神水をいたぶり斗をおびき出そうとする
黒瀬警部はKODAMAの手の内で踊らされている感じですね・・・
『This Manその顔を見た者には死を』第29話の感想・考察
黒瀬警部の動機が判明
Case29では黒瀬警部がKODAMAに加担する動機が判明しました。その動機は「病気の孫を救うため」でした。以前、斗と星子を匿えない理由に「病気の孫の世話」と言っていたのは本当だったようです。
黒瀬警部の孫は難病らしく、治療費が3億円もかかるらしい。治療費集めに奔走している時にKODAMAと接点を持つことになり、3億円と引き換えにKODAMAの計画に協力することにしたようです。
しかし、黒瀬警部自身が言っているように、彼がKODAMAを頼り、計画に協力する流れは全てKODAMAが仕組んでいた可能性が高い。そうなるとKODAMAが素直に孫の治療費を出してくれるとも思えませんが、今の黒瀬警部はそこにすがるしかないという感じなんだと思います。

『This Manその顔を見た者には死を』Case29より引用
このカットからは、孫の命を救うためなら他人の命はいくらでも犠牲にする覚悟というより、もう疲れちゃって考えることを辞めているようにも感じてしまいます。
星子の能力は完璧ではない
黒瀬警部によって、星子の感情を読み取る力が完璧ではないことが判明しました。今までは星子の前では嘘は通用しないと信じていた斗たちですが、ベテラン刑事の黒瀬警部にとっては、感情を隠すことなど余裕らしい。

『This Manその顔を見た者には死を』Case29より引用
これをやられると、斗はまた疑心暗鬼になってしまうかもしれませんね。最近は星子を嘘発見器的に使ってましたからね・・・
黒瀬警部のように巧みに感情を隠せる人間はそんなに多くはないと思いますが、もう星子の能力だけで敵味方の判断をするのは難しくなりそうです。
『This Manその顔を見た者には死を』第29話のネタバレと感想・考察まとめ
『This Manその顔を見た者には死を』Case29のネタバレと感想・考察でした。
黒瀬警部がKODAMAの計画に加担していることが確定しました。動機は病気の孫のためでしたが、神水の足を撃って斗をおびき出そうとするなんて所業は救いようがないように思います。
斗は出て行けば撃たれる、出て行かなければ神水が痛めつけられるという難しい局面になってしまいました。神水を助けたくとも、策もなく出て行けば2人ともやられてしまいます。
果たして斗はどう動くのでしょうか?
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