マッシュル-MASHLE-第16話「マッシュ・バーンデッドとユニコーンの骨」のあらすじを振り返りつつ感想を綴っていきたいと思います。ネタバレを含みますので未読の方はご注意ください。
シルバを倒し、課外授業を終えたマッシュたち。マッシュはランスから、コイン狩りを行う「七魔牙(マギア・ルプス)」に注意するよう言われるのですが・・・
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マッシュル第16話「マッシュ・バーンデッドとユニコーンの骨」のあらすじと感想
ユニコーンの角
課外授業でシルバから1枚、大サソリから2枚の銀貨を手に入れたマッシュ。銀貨を5枚集めた事で、コインが金になった。
話は変わり、入学してすぐにあった寮分けについて回想するマッシュ。
イーストン魔法学校の寮はアドラ・オルカ・レアンの3つに分かれている。新入生の寮分けを行うのは骨のユニコーン。新入生がユニコーンの角に触れると、ユニコーンが思考・思想を読み取り、適切に振り分ける。
イーストンで寮の選別を任されてウン百年、答えを出せない事などなかったユニコーンだったが、マッシュの思考からは「シュークリーム」しか読み取ることができず、こじつけで「アドラ」に入寮させていた。
マッシュの回想が終わると「あの時のこじつけの奴はお前だったのか」と呆れるランスたち。
ランス曰く、七魔牙を中心としたレアン寮の生徒たちは、神覚者の人選を操作するためにコインを集めているという。ランスはマッシュに、レアン寮の生徒たちと関わらないよう忠告する。

寮の決め方がまんま「組み分け帽子」でしたね(笑)
しかも骨のユニコーンが選ぶってところは本家よりかっこいい。
七魔牙のアベル
後日、マッシュは次の授業の教室が分からず、道に迷っていた。
「ここな気がする」と、とある扉の前で立ち止まるが、その扉が引き戸なのか押し戸なのかで悩み始める。
その頃、とある部屋でシルバが必死に謝っていた。相手はアベルと呼ばれる七魔牙のリーダー格とみられる男。周りには他の七魔牙と思われる生徒たちの姿も見られる。
シルバは七魔牙に入れてもらうために、課外授業でコイン狩りを行ったのだった。そしてマッシュに敗れ失敗した。
「不純物の無い世界をつくる為にコインを集めている」と言うアベル。元々シルバには期待しておらず、七魔牙のメンバーに入れる気もなかったようだ。
もう一度チャンスが欲しいというシルバの訴えは聞き入れられず、アベルの魔法で人形にされてしまう。

七魔牙のリーダー格であろう、アベル。彼は選ばれし者だけの世界をつくる事を目的としているようです。元々、魔法の発展のために、魔法が使えない者が間引かれてきた世界なので、こういう事を考えてる人間も一定数はいそうです。
レアンの寮は「才能」と「自尊心」を持った生徒が振り分けられる寮なので、さらにアベルのような生徒が多い傾向にあるのでしょうね。むしろ、学校としてもそういう思想を歓迎してきたのかもしれません。
マッシュ、ツッコむ
操り人形にされてしまったシルバ。部屋には同じような制服姿の人形が大量に吊るされていた。
「神覚者になるべきはこのオレだ・・・」
整列する人形たちを前に、アベルは語り出す。腕には1体の人形を抱いている。その人形を撫でながらアベルはこう続ける。
「アドラの有象無象ではない…ねぇ母さん」
人形に語り続けるアベル。すると背後から「あの」と声がする。
「しゃべりかけてるそれ、人形ですけど」
そこには、扉を壊してしまったマッシュが立っているのだった。

人形を母さんと呼ぶアベル。本物の母親を人形にしてしまっているのか、母親はもう亡くしてしまっているのかのどちらかでしょうか。
そして、運悪くも七魔牙の集会所に入り込んでしまったマッシュ。これは次の授業は遅刻でしょうね!
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