いらっしゃいませ。
『君は008(ダブルオーエイト)』第13話「世界の命運」のネタバレありの感想です。
12話では、エイトがクラスメイトの力を借りながらもなんとか上月を救出。
ウサギの試練を突破しました。
あやめ以外は皆ボロボロのエイトたちですが、無人島から帰してもらえるのでしょうか?
『君は008(ダブルオーエイト)』13話のあらすじと感想
上月、礼を言う
ウサギの試練をクリアして、頂上を目指すエイトたち。
エイトが急に「夕日がきれい」と言い出し、空気が和みます。
ウサギの試練で死にかけたとは思えない能天気な発言に、同級生たちは「ぶっ飛んでる」とか「変わってる」と言いますが、この間まで普通の高校生活を送る気でいたエイトにとっては自然なことだったのかもしれません。
上月も「いかれた野郎だ」と言いつつ「一つ借りができたな」とエイトに礼を言います。
さすが、武士っぽい人。義理堅いです。
エイトとの接し方も、少し柔らかくなった様子です。
テストは無事クリア?
エイトたちの前に先生が現れます。
食べ物に薬を仕込んだり、無人島でサバイバルさせたりという仕打ちに怒るエイト。
もちろん「騙される己を恥じたまえ」と一蹴されます。
生徒たちは身構えていますが、無人島でのテストはウサギの試練を突破した所でクリアなようです。
先生曰く、今回のテストの目的は極限状態において剥き出しになる生徒の「性質」を見極める事だそうです。
追い詰められた状況で「攻撃」に出る者、「防御」や「生存」、「脱出」に走る者。
その中で、エイトのように「自己を犠牲にしてまで他者を助けようとする者」は極めて稀有だと言います。
しかし、エージェントの世界でその性質は非常に厄介だとも言われてしまいます。
この「厄介」という言葉は意味深だと思います。
「邪魔」とか「エージェントに向いてない」とかではなく「厄介」という言葉で表現した先生。
先生に厄介と言わしめたのは、エイトと似た性質を持っていたであろう「明石閑真」の死に様だったのではないかと、そんな事を考えました。
名乗らん君登場
無人島から脱出する便に乗るため、エイトたちが連れて行かれたのは岩山の中に作られた怪しげな施設でした。
そこには「各国が開発途中で挫折した幻の特殊兵器」が至る所に置かれています。
元々「特殊兵器開発所」として作られた基地を、現在はエージェントの訓練所として使用しているそうです。
そこに姿を現したのは、エイトと同部屋の「名乗らん君」。
先生の話だと彼は、試験をトップでクリアしたとのこと。
この試験のクリア条件は実は3つありました。
モールス信号の全文は次の通りです。
「タイブレードを10本持ってくるか、タイブレードを取られず無事に7日間過ごすか、もしくは山頂の諜報員を乗り越えて登ってこい」
引用:『君は008』13話
野原は最後の登ってこいしか見れなかったんですね。
そして、名乗らん君が達成したのは「タイブレードを10本持ってくる」でした。
彼がエイトに見せたタイブレードの中には血の付いたものも見られます。
「殺したのか?」
とエイトに聞かれると「ちゃんとスタンモードを使ったさ」とはぐらかしていましたが、果たして・・・
父さんは008
帰りのヘリコプターの中で、エイトはあやめに尋ねます。
ウサギのエージェントのことを知っていたあやめなら、エイトの父「明石閑真」についても何か知っているのではないのか?
「トップシークレットだから知っていても教えられない」と答えるあやめ。
しかし、彼女はそのあとこう続けます。
「ただ…彼のエージェントナンバーは、008号だったわ。」
引用:『君は008』13話
父さんが008号だった!
ここで、次回に続きます。
『君は008(ダブルオーエイト)』13話の考察
名乗らん君の実力は?
今回、無人島でのテストをトップでクリアした事が判明した名乗らん君。
今までは、エイトやあやめの素性をいつの間にか調べているなど、情報収集能力の高さが目立っていましたが、戦闘力もかなり高いようです。
10人からタイブレードを奪っておきながら、怪我や服の乱れもなさそうなので、戦闘力は上月より上かもしれませんね。
父さんが008だった
13話のラストで、エイトのお父さんのエージェントナンバーが008だったことが判明しました。
あやめは、教えていいギリギリの所を選んだのか、ギリギリアウトな情報を教えちゃったのか心配ですね。
この作品のタイトルにもなっている「008」。
僕は、エイトが008だろうから、お父さんは「007」なんだろうなと思ってました。
エイトのお父さんは、息子の名前を自分のエージェントナンバーにしたってことですね。
考えてみたら、エイトという名前は、そういう由来の方が自然な感じもします。
今後、エイトがエージェントになる時に、父のナンバーを受け継ぐ展開になると熱いですね!
その前に、既に「008」を受け継いだ人がいて、その人もトップエージェントだったりするとさらに熱いです。
まとめ
『君は008(ダブルオーエイト)』第13話の感想でした。
上月との仲が少し良くなったエイトは、同級生たちにも「面白い奴」として認知され始めました。
普通の高校生になるつもりだった少年が、エージェント養成学校で普通に溶け込めてるのはちょっとシュールです。
そして、無人島でのテストをクリアして、無事に島を脱出したエイトたち。
次回からは新章突入ですね。
次回も楽しみです!
コメント