いらっしゃいませ。
『君は008(ダブルオーエイト)』第12話「馬鹿野郎」のネタバレありの感想です。
11話では、エイトたちを助けた上月大河が崖から落とされてしまいました。
慣れ合いを嫌っていた上月のまさかの行動に、エイトは何を思ったのでしょうか。
そして、上月はこのままリタイアとなってしまうのでしょうか・・・?
『君は008(ダブルオーエイト)』12話のあらすじと感想
上月が激流に落下
ウサギエージェントに崖から落とされた上月は、そのまま激流に落下します。
「あの上月がオレたちをかばって・・・」
上月の予想外の行動を受け、エイトの脳裏に父の言葉が蘇ります。
「正義の心と正義の力、その二つ差の事を人は・・・勇気と言う!!」
引用:『君は008』12話
「父さんならきっと見捨てるなと言うはず」
エイトは上月を助ける為、激流に飛び込みます。
激流から這い上がるエイト
上月もエイトも、激流に飲まれて沈んでしまいました。
様子を見ていた同級生たちは、2人がもう助からないと言い始めます。
野原はそんなわけないと怒りますが、あやめの表情は悲しそうです。
しかし、エイトは激流から這い上がってきました。
上月を担いで、そのまま崖を這い上がろうとします。
興奮する同級生とウサギエージェント。
あやめはホッとした表情です。
上月の叫び
エイトが崖を登る途中、上月は自ら落ちようとします。
「俺はもう、誰かの為に誰かが死ぬのはまっぴらなんだ!!」
引用:『君は008』12話
これが、上月がエイトたちと距離を置こうとする本当の理由のようです。
しかし、エイトも諦めません。
エイトの手を振り切る上月を再び掴んで、這い上がろうとします。
エイトにもエイトの信念があるのです。
間一髪!
しかし、エイトには力が足りませんでした。
片手で上月を掴み、片手で2人分の体重を支える力が、エイトにはありません。
限界を迎え、崖から手を放してしまったその時。
エイトの手をあやめが掴みます。
崖の上では、同級生たちが服を繋げたロープを垂らしてくれていました。
何とか試験をクリアしたエイトと上月。
それを眺めるウサギエージェントは言います。
「昔ああいう諜報員(エージェント)を1人知っていた。」
引用:『君は008』12話
それは勿論、明石閑真のことですよね?
ここで、次回に続きます。
『君は008(ダブルオーエイト)』12話の考察
上月の本音
今回、上月の本音の叫びが印象的でした。
「俺はもう、誰かの為に誰かが死ぬのはまっぴらなんだ!!」
引用:『君は008』12話
エージェントになるために、同級生は蹴落とすべき敵だ。
そう言っていた、上月ですが、自分を救うために大切な人が命を落とした過去を持っているようですね。
同級生がライバルだという気持ちに嘘はないでしょう。
しかし、必要以上にエイトたちを避ける行動の背景には、このような過去があったのです。
上月の本音を知ったエイトは、きっと上月への印象が変わるはずです。
上月のエイトへの態度が変わるかは分かりませんが・・・
あやめのエイトへの想いは強すぎない?
今回、エイトは激流に飛び込み命を危険にさらします。
その時のあやめの表情がとてもシリアスです。
ちょっと思いつめすぎなんじゃないかなという印象すら受けました。
あやめはエイトの事となると平常心ではいられないようですね。
これは、ただの恋愛感情なのか、何か別のものなのか・・・
あやめ自身もまだ、自分の感情に気づいていないようです。
この感情はエージェントを目指すうえで、乗り越えるべき壁となりそうですね。
まとめ
『君は008(ダブルオーエイト)』第12話の感想でした。
上月もリタイアにならなくて良かったですね。
11話の感想でも書きましたが、エイトはやっぱり自分の弱さを痛感しているでしょう。
勇気だけでなく、正義の心を実現する力を身につけなくてはいけませんね。
また、ウサギエージェントの試験は無事クリアできたエイトたちですが、無人島からは出してもらえるのでしょうか?
次回も楽しみです!
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