いらっしゃいませ。
『君は008(ダブルオーエイト)』第2話「絶望の壁」のネタバレありの感想です。
亡くなった父親の意志?で諜報員(エージェント)養成学校に入学した明石エイト。
自分の今後よりも「エージェントとしての父親」が気になっているようです。
動機が微妙なまま、エイトの高校生活が始まります。
『君は008(ダブルオーエイト)』2話のあらすじと感想
父親の仕事が気になるエイト
アララギの話で、エイトは父親が超一流のエージェントだった事を知りました。
アララギの話だと「少なくとも3回は世界大戦を防いでる」そうです。
世界規模で重要な人物だったんですね!
中野高校への入学は拒みつつも、エージェントとしての父親がどのような人だったのかを尋ねるエイト。
しかし「部外者には教える事ができない」と言われてしまいます。
エイトの意志を聞き、アララギは入学を取り消してくれたのです。
ここでちょっと肩透かしを食らったような顔をするエイト。
たしかに、裏で志望校を全て不合格にするなど、強引に入学させようとした割にアッサリ引きさがる点は気になります。
やっぱり戻ってきちゃうエイト
家に帰ると、不合格にされた志望校から合格の連絡が来ていました。
しかも、5件!
エイトは受けた高校は殆ど受かっていたようです。
アララギの根回しで、不合格が取り消されたんですね。
これで、中野高校に通わずとも高校生活を送ることが可能になりました。
しかしその晩エイトは眠れません。
父親が家で見せる事のなかった「エージェントとしての顔」が気になって仕方がなかったのです。
「父親が家族に嘘をついてまでやり続けた仕事をこの目で見てみたい」
翌日、エイトは中野高校に戻ってきました。
命の危険があるにも関わらず、父親の仕事を知るために中野高校に通うことにしたエイト。
彼にとって父親の存在はそれほどまでに大きかったという事でしょうか。
エージェントという仕事柄、殆ど家にいなかったにも関わらず、息子にこれほどの影響を与えたエイトの父親は、親父としても超一流だったのでしょうか。
コネ入学がバレて孤立
中野高校での授業初日、受験番号ごとにグループ分けが行われました。
受験をしていないエイトは受験番号を持っていません。
あやめとその話をしている所を、同級生が聞いていました。
「特待生か、よっぽど凄い技術があるんだろうな」(同級生A)
「いや、持ってないよ」(エイト)
「こいつの親はトップクラスのエージェントらしいよ」(同級生B)
このやりとりで、同級生にコネ入学が一気にバレてしまいます。
中野高校は、その道の人たちかこぞって目指す学校らしいので、エイトは周囲の反感を買った事間違いなしです・・・
天井が落ちてくる恐怖の教室
若干孤立気味な状況に陥ったエイト。
先生から指示のあった教室へ入りますが、そこで違和感を感じます。
他の同級生は1人を除いて違和感を感じていない様子。
違和感を感じていたのは、先ほどエイトに突っかかってきた同級生Aです。
エイトが感じていた違和感は「上から来る冷たい空気」、「鉄の匂い」でした。
そのことにエイトが気づいた瞬間、天井の一部が落ちてきました。
吊り天井で徐々に教室に落ちてくる仕組みのようです。
教室の出入り口には鍵がかかっており出れません。
同級生Aが日本刀で切り付けてもビクともせず、1話目でエイトが助けたメガネ君がピッキングで鍵を開ける事に成功しますが、外にはコンクリートの壁が・・・
万事休すかと思われた時、エイトが機転を利かせます。
日本刀でも切れない扉を外して、天井と床の間に噛ませたのです。
丈夫な扉のおかげで、天井を止める事に成功します。
これは極限状態での対応を見るテストでした。
エイトのグループが生存者が一番多かったそうです。
因みに床が落ちる仕組みになっており、死者は出ていません。
城戸あやめが撃たれる
グループ分けされていた生徒たちが、また一か所に集められます。
先ほどのテスト後に自主退学者が何人も出たため、全体の人数は減っています。
ここからようやく授業開始です。
別グループで生き残っていた城戸あやめが、先生から前に出てきて手伝うように指示を受けます。
素直に従い、前に出るあやめ。
と、次の瞬間、あやめが先生に銃撃されます。
なんで!?
ここで、次回に続きます。
『君は008(ダブルオーエイト)』2話の考察
エイトの能力が垣間見える
2話では、エイトが観察力の高さを発揮しましたね。
天井が落ちてくる教室で、違和感に気づいた生徒は少なかったです。
また、教室からの脱出が無理だと分かった直後の機転の利かせ方も優秀でした。
窮地に陥った時に冷静に頭を回転させられる度胸も持ち合わせているようです。
この天井が落ちてくる教室は、極限状態での対応を見るテストという事だったので、エイトは好成績だったと思われます。
1話でチンピラにボコられていたので、落ちこぼれスタートかと思いきや、割と幸先は良い感じですね。
刀使いとピッキングが得意な同級生
2話では、今後主要なキャラになりそうな同級生が登場しました。
1人はエイトをコネ入学と批判していた少年。
天井が落ちてくる教室では、日本刀で教室のドアを壊そうとしていました。
戦闘力には自信がありそうです。
もう1人は1話目でエイトが地雷原から助けたメガネ君。
彼はピッキングが得意なようです。
彼ら2人は今後もしエイトの学校生活に絡んできそうです。
特に刀使いとは揉めそうな雰囲気です・・・
いい感じでライバルみたいになると良いんですけどね。
まとめ
『君は008(ダブルオーエイト)』第2話の感想でした。
エイトは、平凡な高校生かと思いきや、けっこう肝が据わってる奴でしたね。
エイトの目的が、エージェントになる事ではなく、エージェントだった父の情報を得る事なのが、今後悪い方向に転ばないかがちょっと心配ですが、エージェントの仕事を知っていく事での葛藤が描かれていくんでしょうね。
そして、ラストで撃たれちゃったあやめさんは果たして無事なんでしょうか?
次回が楽しみです。
コメント