『呪術廻戦』第90話「渋谷事変⑧」のあらすじと感想です。
ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。
五条封印のために呪霊たちが用意した切り札「獄門彊」が投入されました。
そして切り札の発動のために現れた夏油。彼の衝撃の事実が判明します・・・
呪術廻戦第90話「渋谷事変⑧」のあらすじ
「獄門彊」の封印条件は、開門後、半径4m以内に対象を1分間留めること。ただし、1分間とは対象の脳内での時間である…
五条の前で「獄門彊」が開門され、間髪いれずに夏油が姿を現す。1年前に自らの手で殺した親友の姿に、五条の脳内では1分間どころか青春時代の思い出がフラッシュバックする。
「獄門彊」に捕らえられた五条は、夏油に何者かと尋ねる。目の前の男は肉体も呪力も夏油傑。しかし五条の魂がそれを否定していた。
偽物だと見破られた夏油は、額の縫い糸を外して頭の上部を開いて見せる。中には口の付いた脳が・・・この脳が夏油傑の遺体を乗っ取っていたのだった。夏油傑はやはり1年前にこの世を去っていた。
しかし、夏油が偽物だと見破ったところで五条には既に打つ手が無い。絶体絶命の窮地。その頃、渋谷駅に向かう虎杖の耳元にミニ・メカ丸が出現するのだった!
ここで次回へ続きます。
呪術廻戦第90話「渋谷事変⑧」の感想
衝撃的だった夏油傑の正体
第90話は何といっても夏油傑の正体が衝撃的でした。まだ脳みそが何者なのかは判明していませんが、夏油は0巻で描かれている通り、五条の手で既に殺されていたんですね。
少し前まで五条の過去編で、夏油が呪詛師に堕ちる過程を描き、人物にがっつり深みを出しておいて「もう死んでいた」なんて!…個人的にはかなり面白いと思いました。この一連の流れで、夏油傑は忘れられないキャラクターになりましたね。『RAVE』のジークハルト並みの衝撃でした。
一方、夏油の肉体と術式を乗っ取った脳みそはいったい何者なのかも気になります。脳を入れ替えて肉体と転々とできる「術式」だと言っていたので、呪術師なのでしょうが…

メカ丸生きてた?
第90話のラストシーンでは、虎杖の耳元に小さいメカ丸みたいな奴が出現しました。
真人との戦闘で命を落としたものと思われていたメカ丸ですが、実は生きていたのでしょうか。または、別の人物がミニメカ丸を操っているとかもあるのかもしれません。
果たして、ミニ・メカ丸は虎杖に何を伝えに現れたのでしょうか。

呪術廻戦第90話「渋谷事変⑧」
第90話は夏油傑が偽物だったということが判明し、メカ丸に生存の可能性が浮上するなど、衝撃的な展開が連続する回でした。渋谷事変は展開が遅い気がしていましたが、2020年は初っ端から一気に盛り上がってきましたね。
そんな中、五条は「獄門彊」に捕らえられ、封印待ったなしの窮地に陥っています。虎杖の元に出現したミニメカ丸は、この窮地を救う秘策を携えた味方なのか、はたまたメカ丸も乗っ取られ、操られている偽物なのか。
次回が気になりますね!
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