『呪術廻戦』第48話「黒閃」のあらすじと感想です。
ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。
花御を相手に苦戦を強いられる伏黒と真希。そこに、虎杖と東堂が駆けつけます。
東堂の指南で、呪力操作の本質に迫りつつある虎杖。花御との戦いを通して、覚醒することが出来るでしょうか!?
前回のあらすじはこんな感じです↓↓↓
呪術廻戦第48話「黒閃」のあらすじ
次死んだら殺す!!
伏黒は、花御に挑もうとする虎杖を止めようとします。
「そいつは俺達でどうこうできる相手じゃない」と言う伏黒でしたが、「大丈夫」と答える虎杖の表情を見て少年院での事件を思い出します。特級の呪霊を相手に、時間稼ぎを買って出た時の虎杖を思い出し、説得は無駄だと察した様子。
「次死んだら殺す!!」

伏黒はそう言い残すと、遅れてきたパンダ先輩に回収されて行きました。
「そんじゃ死ぬわけにはいかねーな」
伏黒の言葉を受け、虎杖にも気合が入ります。
黒閃をキメろ!!
東堂は、虎杖が「黒閃」をキメるまで手を出さないと言って、距離を取りました。
虎杖と花御が一対一で戦う構図になりました。「黒閃」という謎の技名と、東堂の謎の威圧感を警戒する花御。虎杖は、攻撃を仕掛ける前に花御に質問をします。
「オマエの仲間にツギハギ面の人型呪霊はいるか?」
「・・・いる。と言ったら?」
花御の答えを聞いた虎杖は、すぐさま攻撃に移ります。目くらましや、素早い蹴りによる陽動でボディを空けさせたところに、黒閃を狙って拳を撃ち込みます。

拳を撃ち込む瞬間、虎杖の脳裏に浮かんだのは、真人に殺された順平と、花御に傷つけられた伏黒の顔でした。怒りが、虎杖の集中を乱し、黒閃は不発に終わります。
黒閃発動!!
虎杖が怒りで集中を欠いていることを見て取った東堂。
虎杖を呼び出してビンタします。怒りは術師にとって起爆剤にもなるが、逆に呪力を乱す原因にもなる。今は怒りを収めろともう一度ビンタ。

雑念が消えた虎杖は、再び花御に挑みます。
「黒閃」とは、打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突した際に生まれる空間の歪み。狙って出せる術師はいないそうですが、威力は通常の攻撃の2.5乗。そして、黒閃を経験した者としていない者には、呪力の核心との距離に天と地ほどの差が生じるそうです。
東堂から雑念を払ってもらった虎杖は、よだれが垂れている事にも気づかない程、凄まじい集中を見せます。そして放たれた一撃は、空間に歪みを生み、呪力を黒く光らせました。
虎杖は見事、黒閃の発動に成功したのです。
呪術廻戦第48話「黒閃」の感想
特級の花御を、虎杖の修行のダシに使おうという、東堂のふてぶてしさ!
五条先生でも流石にこんな荒行はさせないでしょうね(笑)
しかし、結果的に虎杖は「黒閃」を発動することに成功し、一気に覚醒しそうな雰囲気です。東堂のことをいつの間にか「マイベストフレンド」と呼ぶようになっていますし、虎杖と東堂の間には短期間でガッチリと絆が生まれているようです。教える者と教わる者の相性がピッタリはまった感じなんでしょうね。
因みに、今回印象に残ったのは、虎杖が黒閃を放つ前の「よだれが垂れても気付かない程の集中する」っていう描写。『バガボンド』の武蔵と吉岡清十郎の戦いを思い出しました。
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