『呪術廻戦』第37話「京都姉妹校交流戦-団体戦4-」のネタバレと感想・考察です。
ネタバレがあるので未読の方はご注意を!
前回のあらすじはこんな感じです↓↓↓
『呪術廻戦』第37話の要点ネタバレ
まずは『呪術廻戦』第37話の要点(ネタバレあり)をまとめてみました。
- 東堂との戦いで虎杖の体術が成長
- 東堂から呪力操作のコツを教わる虎杖
- 釘崎が西宮を挑発
- パンダ先輩はメカ丸と戦闘に入る
東堂が呪力の操作を丁寧に説明してくれてたのが意外過ぎでしたw
『呪術廻戦』第37話の感想・考察
東堂の教え方が優秀だった
第37話の前半は東堂を指導する展開が描かれていました。正直な話、東堂がここまで丁寧に説明をしてくれるとは思っていなかったのでかなり意外でした。
しかも教えるのが上手い。逕庭拳の仕組みを言葉で説明した上で、特級には通用しないことを教えてる。どうしたら通用するかは虎杖に考えさせてる。東堂はただのフィジカルモンスターかと思いきや、理知的な一面も持ち合わせていたようです。
呪力のコントロールについても丁寧に説明してあげていました。負の感情から生み出される呪力は“臍”を起点に全身に流すのがセオリーだそうです。しかし、臍から胸、肩、腕、拳・・・と体を部位で分けて呪力を流していく意識に囚われてしまうと遅れが生じます

虎杖も呪力を遅れずに拳に乗せるためには“呪力を流すスピード”を上げれば良いと考えていたようです。しかし、東堂の説明を聞いて別の答えを掴みかけています。東堂は「俺達は全身全霊で世界に存在している」と言っていました。呪力は“流す”ものじゃなく全身に“纏う”ものみたいな意味でしょうか?
そして何かを掴みかけた虎杖に対して、東堂は「容赦せず全力で戦い高みへ導く」というスタンス。もう、ただのいい先輩です。悔しいけど渋い!指導者として優秀!
女性の好みが“退屈”な伏黒にはかなりの理不尽な態度をとっていたのに、“親友”虎杖に対しては凄くいい先輩な東堂。基本的に彼は自分の好きなように振舞っているだけなのでしょうが、皮肉にもこの交流会において最も主旨に沿った行動をとっているのは東堂なのではないでしょうか。
他の奴らは相手を潰す事しか考えてなさそうですからね。
パンダ先輩とメカ丸は呪骸?
第37話の後半は、パンダ&釘崎vs西宮にメカ丸が参戦する展開が描かれていました。
西宮を煽りまくる釘崎が面白かったです。口喧嘩なら彼女の右に出る者はいないでしょう。1年生ながら誰にでも噛みつく狂犬的なメンタリティも流石です。そんな釘崎に真衣を愚弄されて、西宮も怒っていました。

「真衣ちゃんの苦労、女が呪術師として生きていく意味、諸々教え込んでやる」と、西宮もいろいろと抱えていそうなセリフを放っています。呪術高専の女性は苛烈な人が多いですが、呪術師の世界で生きるには心の“武装”が必要なのかもしれません。
そして、パンダ先輩とメカ丸の“呪骸対決”も始まりそうな雰囲気。

パンダ先輩は“突然変異呪骸”というものらしいですが、メカ丸も呪骸なんだそうです。呪骸といえば、東京校の夜蛾学長が得意としている術式でしたね。呪いが込められて、自分で動く人形といった感じでしょうか。

夜蛾学長の呪骸たちは、喋ったり、自分の意思で動いたりといった行動は見られませんでした。パンダ先輩やメカ丸は呪骸の中でも超高性能な個体なのでしょうか。呪骸の中に入っているのが呪術師の呪いではなく、上級の呪霊という可能性もあるかもしれません。
2人の正体については追加の情報が待たれます。
『呪術廻戦』第37話のネタバレと感想・考察まとめ
『呪術廻戦』第37話のネタバレと感想・考察でした。
東堂の意外なほど丁寧な指導を受け、虎杖は成長のきっかけを掴んだ様子でした。五条先生が“伸びしろ”として敢えて急がせなかった呪力のコントロールですが、ここで一気に習得してしまうかもしれません。真人を祓うまで負けないと誓った虎杖にとっては、特級の呪霊に通用する技は何としても身に付けたいはず。
そして、釘崎vs西宮、パンダvsメカ丸の構図ができあがったパンダ先輩サイドの戦いにも注目ですね!
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