『呪術廻戦』第27話「もしも」の感想と考察です。
ネタバレもあるので未読の方はご注意を!
前回のあらすじはこんな感じです↓↓↓
校舎内で激しいバトルと繰り広げた虎杖と順平。
虎杖は順平が事件を起こした理由を知り、彼を呪術高専に誘います。
しかし、2人に忍び寄る真人の影が!2人は真人の謀略を打ち砕けるのでしょうか!?
『呪術廻戦』第27話のあらすじを箇条書きで!
まずは第27話のあらすじをサッとおさらいしましょう。
●虎杖は宿儺を呼び、自分を好きにして良いから順平を戻してくれと頼む。
●宿儺は虎杖の頼みを断り嘲笑う。そして順平は死亡・・・
●怒り絶頂の虎杖が真人をぶん殴る!
●虎杖vs真人!両者の戦いの行方は・・・!?
順平のあまりに悲惨な最期が衝撃的でした・・・真人の謀略はここからが本番のようですが、虎杖は真人を打ち破れるのでしょうか!?
『呪術回線』第27話の感想&考察!
順平の衝撃的な最期が悲惨すぎる・・・
吉野順平は真人により化け物に変えられて死んでしまうという衝撃的な最期を迎えました。
でも考えてみれば、真人は今までの人間を全てこの手法で殺しているので、驚く必要もなかったのかなと思います。ただ、モブキャラではなく、数話に渡ってクローズアップされてきたキャラが化け物に変えられてしまうという展開が僕の中には何故かありませんでした。だから衝撃度も半端なかったです。これじゃあ、あんまりです・・・
『呪術廻戦』第27話より引用
順平は殺される直前まで、真人のことを味方だと思っていました。虎杖に「真人さんは悪い人じゃない」とまで言います。しかし、そう言った矢先に「あれ、真人って全然良い人じゃないじゃん」ってことに気付くのです。
理屈をこね回すタイプの順平が真人を無条件で信用してしまったのは、最初に自分をイジメていた同級生を殺してくれた事実と順平を褒めて耳ざわりの良い言葉をかけてくれたからでしょうね。難しいこと言ってるけど自分に都合が良いことに関しては何の疑いも持たない。順平は真人にとって利用しやすい愚かな子供だったわけです。
『呪術廻戦』第27話より引用
虎杖の頼みを断った宿儺の思惑とは!?
「俺のことは好きにしていいから順平を治してくれ!」という虎杖の頼みを、宿儺はアッサリ断りました。
『呪術廻戦』第27話より引用
虎杖から身体を奪うチャンスを簡単に手放したことには真人も少なからず驚いていましたね。この宿儺の行動の真意について、考えられるのは以下の3点です。
1.宿儺にとって、今は虎杖の身体を奪うメリットが無い。
2.何らかの理由で現在の“縛り”を更新できない
3.単純に治せない
虎杖と宿儺は既に下記の縛りを結んでいます。
●虎杖はその縛りを忘れる。
●宿儺は入れ替わった1分間に誰も殺さないし傷つけない。
そのため、宿儺的には現状は今の“縛り”で十分であり、虎杖の言うことを聞いてやる意味がないのかもしれません。虎杖が“縛り”を覚えていないこと手応えを感じているようでしたしね。
または、何らかの理由でその“縛り”を更新できないパターンもあるかもしれません。その場合も虎杖の言うことを聞いてやる意味がなくなります。宿儺は基本的には虎杖が嫌いですからね。
最後のパターンは真人も考えていましたが、そもそも宿儺には順平を治すことができないというパターンです。純粋に壊れてしまっただけの虎杖の心臓や腕と“魂の形を変えられている”順平とでは、状況が全く違うようにも感じます。“縛り”を破ると罰を喰らうというルールは宿儺にとっても例外ではないため、嘘をついて入れ替わることは基本的にはできないものと考えられます。
これらの可能性は、1個だけ当てはまる場合も、複数が当てはまる場合も考えられます。宿儺が現在の“縛り”で満足している場合は、真人の謀略にも影響を及ぼしそうですね。
虎杖にまた新たな能力が!
虎杖が宿儺の指を取り込んでも自我を保てる“器”の資質を持っていることは、皆さんご存知の通りです。
今回は、その“器”の資質の副産物として“魂の輪郭を知覚できる”という能力が判明しました。常に宿儺の魂を身体に宿す虎杖は自然と魂の形を捉えられるようになっているみたいです。
『呪術廻戦』第27話より引用
虎杖本人は自覚して行っているわけではないようですが、魂の形を保つことができる真人にダメージを与えることができています。『ONEPIECE』で“覇気をまとえばロギア系も殴れる”みたいなことでしょうか。
そもそも“魂の形を変えられる”真人の能力が強すぎですね!
『呪術廻戦』第27話の感想&考察まとめ
『呪術廻戦』第27話の感想と考察でした。
個人的には順平の最期があまりにショッキングでした。虎杖にとっても、順平を救えなかったことはトラウマレベルで心に刻まれてしまったことでしょう。
怒り絶頂の虎杖ですが、真人はかなり強力な呪いです。一対一では分が悪いんじゃないかなと思います。さらに“虎杖に宿儺優位の縛りを科す”という真人の狙いはどのように達成されるものなのか気になります。現場に急行中の七海の到着が待たれますね!
次回も楽しみです!
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