『呪術廻戦』第24話「幼魚と逆罰-陸-」の感想と考察です。
ネタバレもあるので未読の方はご注意を!
前回のあらすじはこんな感じです↓↓↓
真人と戦闘中に七海は深手を負ってしまいます。
しかし、残業時間に突入した途端に上がり始める七海の呪力!
彼はアジトを破壊するとともに、真人の動きを止めて脱出します。
一方、順平と接触する虎杖はその姿を夏油に見つかっていました・・・!
『呪術廻戦』第24話のあらすじを箇条書きで!
まずは第24話のあらすじをサッとおさらいしましょう。
●順平の母親登場!虎杖は夕飯に招かれる。
●真人は余裕で生きていた!
●七海も生きていた!しかし治療が必要。
●順平の家で楽しい夕食の時間を過ごす虎杖。
●その夜、家で宿儺の指を見つけた順平の母親に呪霊の魔の手が・・・!
真人の恐るべきポテンシャルが徐々に明らかになってきました。そして、順平の母親の安否が心配です。
『呪術回線』第24話の感想&考察!
真人のポテンシャルが恐ろし過ぎる!
七海が真人と戦って感じた恐ろしい事実、それは“真人はまだ発生して間もない子供”ということでした。
魂に直接触れ、形を変えてしまうというかなり危険な能力を持つ真人ですが、その力はまだ成長段階にあるようです。七海は、真人が領域展開をまだ習得していないと考えているようでしたが、真人は初登場時にそれっぽい能力を垣間見せています。
『呪術廻戦』第16話より引用
これは恐らく領域展開だと思われます。真人は既に七海の想定を超える成長を見せているのです。
しかし、発展途上という七海の見立てもまた間違ってはいなさそうです。七海が壊したアジトの瓦礫から出てきた真人は、自分の能力のデータを集めているような口ぶりでした。
『呪術廻戦』第24話より引用
「バラバラにすり潰されても魂の形さえ保てば死にはしない」「自分の魂の形はどれだけいじってもノーリスク」この2つの分析を聞くだけでも真人は相当強力な呪いだと想像できますが、まだまだ成長段階だとすると末恐ろしいですね。
だいたいバラバラにしても死なないって強すぎじゃないか!
順平の母親は最終防衛ライン?
第24話では順平の母親が登場しました。
順平の母親は虎杖のすべらない話に爆笑する豪快な女性で、学校でうまくいっていない順平を無理やり登校させるようなことはしない“いい人”です。父親が登場しないところをみると、順平のことを女手一つで育ててきたのかもしれませんね。
『呪術廻戦』24話より引用
虎杖を夕飯に招いたのも、順平に新しい友達ができたことが本当はすごく嬉しかったんじゃないかなと思います。
そんな彼女は順平にとって“良心の最終防衛ライン”とも言える存在です。順平は真人の“人に心なんてない”という考えに救われる思いでした。そして真人からは自分をイジメていた連中に復讐する力も与えられたようです。
『呪術廻戦』24話より引用
本当なら、その力をすぐに向けたい奴らがいたハズですが、そうしないのは母親の存在があったからでしょう。下手したら、昼間家の前に現れた教師にちょっと使っちゃう恐れもありましたが、そこは虎杖が乱入してことなきを得ました。虎杖のファインプレーです。
虎杖の言葉もあり、自分が人を殺すことで母親の魂が穢れてしまうと考えた順平は、真人から与えられた力を使わずにおくことを決めたようです。
宿儺の指を置いたのは誰か!?
順平が母親のために、人は殺さないでおこうと決めた矢先に母親の目の前に宿儺の指が・・・
『呪術廻戦』24話より引用
このタイミングで置いていくのは真人の謀略としか考えられません。宿儺の指がポロっと家に落ちてるわけがありませんからね!虎杖が順平と接触するところをみていた夏油が何もアクションを起こしてこなかったので、実行犯は夏油かもしれません。
人から生まれた呪いだけあって、真人は人の感情の流れを読む力が優れているのかもしれません。このタイミングで母親を失ったら順平は力を使って復讐せずにはいられないでしょうね・・・
『呪術廻戦』第24話の感想&考察まとめ
『呪術廻戦』第24話の感想と考察でした。
真人のポテンシャルが徐々に明らかになる中で、やっぱ奴はとんでもなく危険な呪いなんだなということが分かった回でしたね。成長する悪役ってだいたい成長しきるまで死なないし、いずれは五条先生や宿儺のレベルまで到達してしまうのかもしれません。
そんな真人に目を付けられた順平には悲劇しか待っていないような気もしますが、虎杖は彼を救うことができるのでしょうか!?そして順平のお母さんも助かって欲しい!
次回も楽しみです!
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