『呪術廻戦』第21話「幼魚と逆罰-参-」の感想と考察です。
ネタバレもあるので未読の方はご注意を!
前回のあらすじはこんな感じです↓↓↓
映画館の事件を調査する虎杖と七海が遭遇したのは呪霊ではなく、姿を変えられた人間でした。一方、事件の犯人である真人は現場に居合わせた少年を連れて高架下に潜伏しています。少年との会話から、真人の正体が“人から人に対しての憎しみや恐れ”から生まれた呪いであることが判明します・・・!
『呪術廻戦』第21話のあらすじを箇条書きで!
まずは第21話のあらすじをサッとおさらいしましょう。
●真人と少年は会話する。少年は順平という名前だった。
●魂に触れ、生物の形を変えられるという真人。廃墟で人の大きさを変える実験をしていた。
●“人に心なんてない”と言う真人のセリフが少年の心に刺さる。
●虎杖は、七海から事件の重要参考人である順平の調査を任される。
●一方、七海は虎杖に隠れて“犯人のアジト”に向かう。
●七海がアジトに乗り込むと、真人が現れる・・・!
魂に触れられるという恐ろしい能力を持っていた真人。虎杖を危険から遠ざけようと一人でアジトに向かった七海の行為は死亡フラグにも見えますが、果たして真人に勝てるのでしょうか!?
『呪術回線』第21話の感想&考察!
復讐を願う少年、順平
真人が映画館から拾ってきた少年、順平は復讐を願っていました。第19話で回想シーンがあったように、彼は高校でいじめにあっているようです。映画館で真人に殺された3人の他にも、彼をいじめている人間がいるのでしょう。もしかしたらクラスメイト全員に復讐したいと考えているのかもしれません。
『呪術廻戦』第21話より引用
順平は、“好きの反対は無関心”という、よく言われる言葉に対して、“悪意をもって人と関わることが関わらないより正しいなんてあり得ない”と嫌悪感を示します。自分が周囲から悪意を向けられてきたことを示唆していますが、いじめの加害者が被害者に向ける感情って悪意より無関心に近いのかもな、なんてことを考えさせられました。かわいそうですが、いじめている側は順平に対して、彼が抱く復讐心に見合う程の強い感情を持ち合わせていないと思います。
そんなことは真人も充分承知なはずで、その上で“順平の全てを肯定するよ”と協力的な言葉をかけるのには、何かしら策略があるのでしょう。順平の“復讐心”を利用する気満々なんでしょうね。
『呪術廻戦』第21話より引用
“魂”に触れられるという真人の能力は脅威!
真人は“魂”に触れる事ができると言います。そして魂に触れる事で、生物の形を変えられるのだそうです。魂の形を変えると体の形も変わってしまうものなんですね。
『呪術廻戦』第21話より引用
しかも、真人は人間をどこまで大きくできるか、どこまで小さくできるかなど、人間を使って自分の能力を試しているようでした。今まで出てきた呪霊とは明らかに違い、興味や探求心をもっていることが伺えます。能力に加えて思想もかなり危険そうですね!
『呪術廻戦』第21話の感想&考察まとめ
『呪術廻戦』第21話の感想と考察でした。
恐ろしい能力と、今までの呪霊にない人間的な好奇心をもった真人はかなり危険な存在ですね。七海と対峙した際にも「弱すぎると実験にならない」と言っていたので、七海が来ることは想定済みだったことは確定的です。
果たして七海は真人を倒すことができるのでしょうか!?
次回も楽しみです!
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