『5分後の世界』Ep.19「白綾裕人」の感想と考察です。
ネタバレもあるので未読の方はご注意を!
前回のあらすじはこんな感じです↓↓↓
愛染明王が持つ電車から次郎たちが飛び出し、一斉攻撃を仕掛けます。しかし、必死の攻撃も及ばず仲間たちは次々と倒れていきます。大和だけでも逃がそうと時間稼ぎをする次郎。そして、大和が逃げる時間をかせぐため、裕人も愛染明王の元へ走るのでした。
『5分後の世界』第19話のあらすじを箇条書きで!
まずは第19話のあらすじをサッとおさらいしましょう。
●満身創痍の次郎と代わり、愛染明王へ挑む裕人!
●皆のもとに戻りたがる大和はかけるに怒られる。
●裕人は抜群のセンスを見せ愛染明王にダメージを与える。
●しかし、倒しきれず攻撃を受けて大ダメージ・・・
●薄れゆく意識の中、裕人は大和とみちるのことを考える。
●愛染明王の鉄球が裕人をとらえかけたその時!裕人を助けるたのは大和だった!
裕人が愛染明王にダメージを与えたシーンでは「これは1体倒したか!?」と思いましたが・・・愛染明王強すぎです。そして、最後に戻ってきてしまった大和には何か考えがあるのでしょうか?
『5分後の世界』第19話の感想&考察!
裕人のセンスが光るバトルシーン
第19話の見どころはサブタイトルにもあるように白綾裕人のバトルと覚悟です。
まずは裕人のセンスがいかんなく発揮されたバトルシーンから。
能力を得たばかりの裕人は、オド・ジーニアスを球の状態でしか使えません。次郎や大岩のように、自分に合った形状に変形させることができるようになればもっと強くなるんでしょうけど、さすがに時間がなさ過ぎですね。
しかし、裕人はそんな状態でも2つの工夫で愛染明王にダメージを与えていきます。
1つ目はオド・ジーニアスを“移動手段”として使用することです。
『5分後の世界』Ep.19より引用
これには次郎も驚いていました。未来でもオド・ジーニアスを移動手段に使う者はいなかったみたいですね。
2つ目はオド・ジーニアスを愛染明王の体内で暴れさせることでした。
『5分後の世界』Ep.19より引用
外皮が堅く、攻撃を寄せ付けない愛染明王も、体内からの攻撃にはかなりダメージを受けています。裕人は何をやっても人並み以上にこなせるタイプですね。戦闘センスも天才的でした。
ここで、裕人を失うのはかなりの痛手だと思うので、大和の“裕人たちを助けに戻る”という判断はあながち間違いとも言い切れないところですね。
大切なのは自分だけが生き残る覚悟?
かけるとともに線路を引き返す大和でしたが、結局戦場に戻ってきてしまいました。
「必要なのは、逃げる勇気と自分だけが生き残る覚悟だわ!」かけるにそう言われても、逃げることは選びませんでしたね。
『5分後の世界』Ep.19より引用
かけるの言っていることはもっともですし、次郎や裕人も同じ思いでしょう。大和さへ生き残ることができれば、他の人たち生き返れる可能性があるからです。
しかし、先ほども書いたように、ここで裕人や次郎を失うのは痛すぎます。大和が1人で生き残ったとしても打つ手がなくなってしまうでしょう。
大和は単純に仲間を見捨てたくなかっただけかもしれませんが、今後の戦いを考える上では意外と合理的だったかもしれませんね。
裕人が守りたい未来が泣ける
みちるのことが大好きだった裕人は、みちるが死ぬ前に大和に告白したことで二重に苦しんでいました。
大好きな人を失った悲しみに、兄への嫉妬が重なってしまったからです。
大和が変える未来では、大和とかけるが結ばれるかもしれない。それでも裕人は大和を守ると決めていました。
『5分後の世界』Ep.19より引用
例えその未来でまた失恋するとしても。裕人は2人が笑い合っているのが好きなんです。
裕人の悲壮な覚悟が泣けるシーンでしたね。
『5分後の世界』第19話の感想&考察まとめ
『5分後の世界』第19話の感想と考察でした。
決死の覚悟で愛染明王に挑んだ裕人は、持ち前の器用さで善戦を見せますが、やはり2対1という状況では厳しかったですね。
戻ってきた大和がギリギリのところで裕人を助けますが、状況は変わりません。
満身創痍の裕人と次郎に、大和が1人加わっただけではこの状況を覆すのは難しそうですが・・・
もしかしたら大和が覚醒してオド・ジーニアスの真の能力を引き出す!みたいな展開になるのかもしれませんね!
次回も楽しみです!
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