ブルーロック第86話「誇り」のあらすじを振り返りつつ感想を綴っていきたいと思います。ネタバレを含みますので未読の方はご注意ください。
試合には敗れたものの、凜に指名され二次選考をクリアした潔。ここまで共に戦ってきた凪たちに別れを告げ、新たなステージへと向かいます!
ブルーロック第86話「誇り」のあらすじと感想
俺の誇り
凜に指名され、二次選考突破が決まった潔だったが、頭の整理がつかずにいた。突破を喜ぶよりも「凜に勝つには何が足りなかったのか」を自問自答してしまう潔。
そんな潔に、蜂楽が「いくよ」と呼ぶ。
呼ばれるままに立ち上がり、凜たちの後を追いかけようとする潔。そこで、二次選考をともに勝ち上がった仲間たちの事を思い出す。
潔は、凪たちの方を振り向いて「ごめん」と謝る。続けて「俺たちはあと一歩でTOP3に勝てるところまでいった…」と3人を励まそうとする。
しかし、そんな言葉はいらないと千切は言う。他の2人も千切と同じ気持ちだった。「必ず二次選考を突破して、TOP3も潔も潰す」そういう決意を滲ませる凪、馬狼、千切。
次に会う時は再びライバルになるであろう3人。しかし、潔はこの3人と二次選考を戦えた事を誇りに思うのだった。

激闘の連続だった二次選考、潔と共に戦った凪、馬狼、千切との別れは読者としても寂しい思いがします。特に、ずっと同じチームだった凪は、潔の相棒として素晴らしい活躍を見せていたので、またいつか同じチームでプレーして欲しいなと思います。
運のカラクリ
潔、凛、蜂楽、蟻生、時光は、二次選考会場の出口へと向かう。
道中、蟻生と時光は、潔に友好的に話しかけてくる。2人とも潔の実力を認めているようだ。2人に対しては、潔はまだ敬語で畏まっている。
もちろん、蜂楽も再び潔と一緒にプレーできる事を喜んだ。潔と別れた事で「ひとりで戦えるようになった」と言う蜂楽。潔は、蜂楽が凄く大人びたように感じるのだった。
3人との挨拶を済ませた後、潔は凜に尋ねる。「教えてくれ、俺は何でお前に負けた?」
凜は簡潔に「運だ」と答えるが、潔は運なんていう不確定要素では割り切れないと言う。そんな問答をしている間に5人は二次選考のクリアルームに到着。モニターに映った絵心が言う。
「クリアのご褒美に教えてやろう。フットボールの世界における運のカラクリについて」

凜は「運は望んで行動する人間にしか訪れないフィールドのあや」だと言っていました。絵心も以前「勝利に偶然はない」と言っていましたし、一流の選手は、運すら自分のプレーの一部にしてしまうのかもしれません。
次回、絵心が運についてどのような説明をしてくれるのか楽しみです。
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