ブルーロック第20話「滾り」のあらすじを振り返りつつ感想を綴っていきたいと思います。ネタバレを含みますので未読の方はご注意ください。
チームW戦は3-4のままアディショナルタイムに突入します。絶望的な状況の中、諦めずに走り続ける潔の姿が、遂に千切の心に火をつけるのでした!
第19話「圧倒的不利(ディスアドバンテージ)」の記事はコチラ
ブルーロック第20話「滾り」のあらすじと感想
潔の暴走
諦めずに戦うチームZだったが、1点リードされたまま試合はアディショナルタイム(3分)に入ってしまう。
ボールを持った潔。しかし、蜂楽も、國神も、我牙丸も厳しいマークにあい、パスの出しどころが無い。
誰も使えないなら俺が決める!!
潔は自らドリブルで仕掛けるが、潔の個人技では通用せず、すぐにボールを奪われてしまう。

傍から見ると暴走に見える潔のドリブル。
実際に、暴走なのかもしれませんが、ここで奪われる事を恐れてボールを戻してもゴールには近づかないので、良いチャレンジだったかもと、思いました。
どけ!!!!
ボールを奪われても潔は諦めない。
すぐに立ち上がると猛然とプレスに走る。
潔の動きに呼応して、チームZのメンバーも全力でプレスに走る。千切はギラついた目でボールを追う潔に心を揺さぶられる。
すると、千切の足元にボールがこぼれる。
「どけ!!!!」
ボールをトラップした千切をなぎ倒して、潔がボールを奪う。

千切は、潔のプレーに熱くなっていく自分の感じていたのでしょうね。もう諦めさせてくれと思っていたのでしょう。
そして、潔にはもう千切の事など眼中になかったハズです。頭にあるのはゴールを決める事だけ。千切を倒してボールを奪ったのも、いつまでもウジウジしている千切に苛立ったからというよりは、シンプルに邪魔だったからだと思います。
そしてその態度が、千切の心に再び炎を灯したのでしょう。
千切豹馬、覚醒
潔になぎ倒された千切は、遂に熱くなっている自分を認めた。
千切には、世界一になれると信じて、サッカーに全てをかけていたかつての自分の姿が、潔に重なって見えた。
同時に、本当に恐れなくてはいけない事を思い出した千切。それは、天才と言われなくなる事でも、再び怪我をする事でもなく、今、潔を見て熱くなっている自分の「滾り」を失う事だ。
吹っ切れた千切豹馬は、心の鎖を破壊してサイドを駆け上がる。
その動きから、潔はゴールの匂いを感じとるのだった。

ようやく千切が覚醒してくれましたね!
待たされた分、膝の鎖を壊して駆けだす千切の見開きはカッコよかったですね!
ここまで、5話分も葛藤していた千切でしたが、最後の最後でおいしいところを持っていきそうな展開です。次回でチームW戦は決着しそうですね。
コメント