『ブルーロック』第56話「人生を懸けた証明」のあらすじと感想です。
ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。
馬狼を加えて3人組となった潔チーム。
凪と馬狼の天才2人はさっそく部屋でのルールで揉め始め前途多難です。
一方、絵心は、会議で協会のお偉いさんから詰められますが…
ブルーロック第56話「人生を懸けた証明」のあらすじ
メイド馬狼
潔、凪、馬狼の3人は、さっそく部屋で揉めていました。誰がどのベッドで寝るかについて、凪と馬狼が言い合いを始めたのです。部屋には1人用のベッドと2段ベッドがあり、当然、3人とも1人用のベッドを使いたいと主張します。
ベッド以外にも、シーツのシワや、換気、脱ぎっぱなしの服などを気にする馬狼。意外な几帳面さを見せる馬狼を、凪は「メイド馬狼」と茶化します。

一方、潔はピッチ外でも絶対的な「自分ルール」を持ち、己の美学を貫き通そうとする馬狼の姿勢こそが、試合で違いを生み出す原動力になっているのだと考えます。
3人でトレーニング
ベッド問題は未解決ですが、潔は2人を練習に誘います。
練習でも馬狼はこだわりを貫き、潔と凪がボールを使った練習をしている横で、日課のフィジカルトレーニングをこなしていました。凪が連携の練習に誘いますが「あと40分待て」と、自分の日課をやり通そうとする馬狼。
このストイックさが馬狼の強さの源になっていると感じた潔は「俺も一緒にやる」とフィジカルトレーニングに混ざります。1人残された凪も結局は一緒にやることになり、3人でフィジカルトレーニングを続けるのでした。

才能とは
ブルーロックの会議室では、協会の幹部たちが会議を開いていました。アンリが、2次選考の内容と狙いについて報告しています。
「それぞれが自ら思考してチームを創りプレーする」という、本来監督が行う戦術やチーム方針を考えるというタスクを選手1人1人に実践させて自立を促す。
これが2次選考の狙いですが、それを聞いた不乱蔦会長は会長は「結局は才能でしょ、この世界?」と身もふたもない事を言い出します。

「さっさと天才高校生を生み出せ」と無茶を言う幹部たちに、アンリの隣に座っていた絵心が口を開きます。
絵心の考える才能とは「己の能力を証明する力」のことです。「持って生まれた天賦の才」や「恵まれた身体能力」などは、才能へと磨かれる前の原石に過ぎません。
しかし、日本はそんな原石をもった少年を見つけては「天才」だと祭り上げ、勘違いさせて潰していくことを繰り返しています。協会が金儲けに捉われているからです。絵心は、この状況が繰り返される限り、日本サッカーは三流のままだと批判します。
「俺はこの青い監獄で天才を創る。これは俺の人生を懸けた証明だ」
そう言って覚悟を見せた絵心。それを聞いた不乱蔦は「楽しみにしている」と言いながらも、「失敗は許さないからね!」不気味な笑みを浮かべるのでした。
ブルーロック第56話「人生を懸けた証明」の感想
最近、久保建英選手に対する過剰な報道に批判の声も挙がっていますが、それをそのまんま絵心が言うという回でしたね(笑)
絵心の熱弁を聞いても、不乱蔦会長には全然響いていなさそうでしたし、協会は相変わらず悪者として描かれています。そのうち、絵心や潔たちの足を引っ張ってきそうです…
一方、仲良くはならずとも、チームとしてなんとか回り始めた潔たち。特に連携の練習に誘われた馬狼が「40分待ってろ」と応じた所には驚きました。馬狼のことなので「連携なんて必要はない、俺が決めるからお前らはボールを奪って俺にパスを出す練習でもしとけ」とか言うのかと思っていたので。
馬狼も潔と凪の実力は認めているんですねー
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