『ブルーロック』第30話「極限の熱狂」のあらすじと感想です。
ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。
蜂楽のゴールで息を吹き返したチームZは、鬼気迫るディフェンスでチームVの攻撃を防ぎきります。
さらに、國神が限界を超えた40m級のロングシュートをねじ込み、2-3で前半を終えました。
2人に触発された潔も、個の進化を目指して後半に臨みますが…
前回のあらすじはこんな感じです↓↓↓
ブルーロック第30話「極限の熱狂」のあらすじ
個の進化のヒント
ハーフタイム。チームZのロッカールームは追い上げムードです。
いつもは射程の28m外からだと力み過ぎてフカすから、さっきはボールを撃つミートだけに集中した。そしたら新しいゴールの感覚を掴めたと話す國神。
蜂楽も國神も、自分の武器の延長線上で新しいゴールの方程式を見出した。「自分にできること」の先にしか「個の進化」はありえないのかもしれない。と、潔は考えます。

自分にできることとは何かと考える潔。空間認識能力?走り回ること?
考えるうちに、新しい自分を試したいという気持ちが沸々と湧いてきます。チームZの他のメンバーも、何がなんでも追いつくと、気合十分で後半に臨みます。
一方、3-0から一気に2点を返されてしまったチームVも目の色が変わっています。カウンター狙いのチームZの戦い方を受けて、後半は戦い方を変えるようです。
思考錯誤する潔
後半はチームZのキックオフでスタート。
潔のパスが國神に通ります。しかし、得点を決めた國神に対しては厳しめのマークが付いています。ゴールから50m以上離れていてはさすがにシュートも撃てません。
國神は蜂楽にパス。ボールを受けた蜂楽はすかさず、前に抜け出した我牙丸へ浮き球のパス。しかし、敵と同じく、我牙丸もタイミングをずらされてしまい、ボールより前に走り込み過ぎてしまいました。
「いいや撃っちゃえ」と、アクロバティックなヒールキックでシュートを撃つ我牙丸。なんとこれがしっかりとゴールマウスを捉えます。キーパーも届かずゴール左隅へと決まるかと思われましたが…

ギリギリでクリアしたのは斬鉄でした。チームZを警戒した、チームVも守備を固めてきたのです。
こぼれ球を拾ったのは潔。しかし、シュートの判断が遅れ、相手に寄せられてしまいます。さらにもう一人のディフェンダーに挟まれ、ボールを奪われてしまいました。
守備に戻りながらも潔は考え続けます。今のシーンでは何ができて、何ができなかったのか。残された時間で自分の武器を進化させるためにはどうしたら良いのか。
そんな潔に、凪が言います。
「なんで撃たなかったの…?キミ、無駄が多いよ」
さらに続ける凪。なぜキミたちは今まで倒した奴らのように諦めないのか。俺がキミ達ぐらいの才能ならサッカーなんて辞めてる。何がキミたちをそこまで突き動かすのか?
振り向いた潔は、鬼気迫る表情で言います。
「うるせぇよ天才。今いいトコなんだよ」
守備のため自陣に戻る潔の背中を見つめる凪。なんだあの生き物は…と不思議そうな表情を見せるのでした。
覚醒の時間
ボールは司令塔の御影に渡ります。
しかし、御影には前半同様、雷市が徹底的にマークについています。

執念の守備を見せる雷市に手を焼く御影。白熱した展開になってきた試合を、モニター越しに絵心とアンリが観ています。
「本当に思ってた通りの戦いになりましたね…」と言うアンリに、絵心も「うん熱いね」と答えます。
勝つか負けるか、生きるか死ぬかの極限状態でしか、エゴは育たないと、絵心は言います。死線を超えるために、ストライカー達は進化を余儀なくされる。チームZ対チームVの試合は、絵心が期待していた展開を迎えたようです。
才能の原石たちが覚醒するための舞台は整いました。そんな中、潔は、凪から言われた「無駄が多い」という指摘から何かに気付いたようです…!
ブルーロック第30話「極限の熱狂」の感想
後半に入試合は激しさを増してきました。我牙丸のシュートもあわや同点かと思われるほど惜しかったですが、残念ながら斬鉄がブロック。御影たちがチームZを侮って攻撃に力を注いでいたら決まっていましたね。
そんな御影も、雷市の執拗なマークに徐々に余裕をなくしてきているようです。雷市は割とディフェンスの方が才能合ったりするんじゃないですかね(笑)
そして、最後のシーンで進化のためのヒントを掴んだっぽい潔。空間認識能力と凪からの「無駄が多い」という指摘から考えられるのは、判断スピードのアップとかでしょうか。
ボールを奪われたシーンでも、こぼれ球を拾ってから、シュートを撃つべきかどうかを考え始め、結果的に敵に寄せられていましたからね。武器である空間認識能力を活かして、ボールが来る前に次の行動を決めてしまうみたいな感じになりそうな気がします。
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