ブルーロック第24話「成功(ゴール)の方程式」のあらすじを振り返りつつ感想を綴っていきたいと思います。ネタバレを含みますので未読の方はご注意ください。
久遠と揉めるチームZのメンバーたち。すると再びモニターに絵心が登場。絵心は潔たちにゴールの再現性を求めるのでした。
ブルーロック第24話「成功(ゴール)の方程式」のあらすじと感想
久遠の処遇は・・・?
チームV戦へ向けて作戦会議を開こうとするチームZ。
しかし、その前に久遠の問題が話題に挙がる。久遠を許さないと言う雷市に対して、久遠もまた、チームV戦で何もする気は無いと言う。
3得点でチーム内得点王の久遠は、何もしないことが一次選考突破の最善手だと考えている。
久遠と他のメンバーとの溝は埋まりそうにない。
そこで蜂楽が「得点数もフェアプレイポイントも同じ場合はどうなるのか?」と素朴な疑問を口にする。

久遠がちらっと話していましたが、彼もW杯優勝を本気で目指していて、元のチームでは仲間から煙たがられていた過去があるようです。
その思いが強過ぎて、せっかく出会えた同じ志をもつ仲間を裏切ってしまったのは悲しい話ですね。出会い方が違えば良い仲間になれていたかもしれないのに…
しかし、理由はどうあれ、久遠がやってしまった裏切りはかなり酷いものなので、雷市たちの気持ちは当然とも思います。
ゴールの方程式
「得点数もフェアプレイポイントも同じ者がいた場合は、BLランキングの上位の者を生き残りとします。」
モニターに現れた絵心が、蜂楽の疑問に答える。そして、最新のBLランキングも発表された。1位は久遠。2位は千切で、潔は3位に後退していた。
一次選考では、得点だけが評価基準であり、久遠の裏切りはルール上何も問題ないという。
しかし続けて、久遠をはじめチームZは全員、ストライカーとしてクソだと言われてしまう。理由はここまで挙げてきたゴールには、どれも「再現性」がないから。
ストライカーに必要なのは、己の武器を最大限に活かし、自分が最も輝ける「ゴールの方程式」だと言う。
「再現性」のある成功の先にしか、進化はないと、絵心は言うのだった。

久遠が怒られるかと思いきや、全員がダメ出しをされてしまいましたね。
絵心が言っていたゴールの方程式とは、チームW戦の前に言っていた自分の武器を何かを掛け合わせて「突出」させた先に辿り着くものなのかなと思いました。
キング馬狼再び!
絵心の話を聞いた潔は、チームV戦に向けて「1人でも戦える武器」の必要性を強く感じた。自分の武器が「空間認識能力」だと自覚できた潔だったが、それだけでは1人で局面を打開することができない。
進化するために潔が向かったのは、チームXのトレーニングフィールド。
そこには、一次選考で10ゴールを挙げ、得点ランキングトップに君臨する馬狼の姿があるのだった・・・!

他チームのトレーニングフィールドとか、けっこう簡単に出入りできるようになってたんですね。
そして、キング馬狼は一次選考トップの10ゴールを挙げてたみたいです。流石ですね!
確かに「個人の打開力」ならば、馬狼は伍号棟で最上位の能力を持っていそうですが、エゴイスト中のエゴイストである馬狼が快くアドバイスをくれるとも思えません。潔は馬狼から何かを得る事ができるのでしょうか。
コメント
少年漫画にありがちな劇的な勝利を真っ向から否定する現実の試合。現実は漫画のように甘くないということか。
裏切り行為を絵心が黙認したのも、この言葉を伝えるため。
本物の選手というのは、どんな状況でも完璧な仕事をこなす者を言い、それをただ口頭で言っただけでは理解できないので、わざと裏切り行為(特にヤラセ)を行わせた上で罵倒し理解させた。
絵心のアメとムチの使い方が絶妙にいい。
いつか、絵心の過去が語られる日は来るのだろうか。(語らなくてもキャラとしては魅力的だがww)