ブルーロック第7話「ゴール前で逢おう」のあらすじを振り返りつつ感想を綴っていきたいと思います。ネタバレを含みますので未読の方はご注意ください。
5失点を喫し、敗戦が確定的な第一試合。バラバラなチームZに「チーム」にするため、潔はゴールを狙います!
ブルーロック第7話「ゴール前で逢おう」のあらすじと感想
縦ポン一発
油断しているチームXから1点を奪うための蜂楽の策は単純に「縦ポン一発」だった。蜂楽がボールキープし、敵を引き付けてから一気に潔へ縦パスを通すというもの。
キックオフでボールを蜂楽に預けた潔は、一気にゴール前へと上がっていくが、チームXの選手たちはボールを持った蜂楽に向かうだけで、潔をマークする者はいない。
蜂楽は、3人に囲まれながらもボールをキープし、ゴール前にロングボールを送る。これがピタリと潔に収まり、キーパーと1対1。
と、思いきや潔の前に馬狼が立ち塞がる。

チームXは全員がボールに群がることはやめていましたが、大量リードの油断からか、するすると上がっていく潔を誰もマークに行けませんでした。しかし、馬狼だけは潔の動きをしっかりと追っていて、ディフェンスに戻っています。自分がゴールを決められればそれで良いだけでなく、自分以外が目立つの許さない、支配欲の塊のような男です。
また、敵3人に囲まれながら、ボールをキープし、潔にピンポイントでパスを通した蜂楽も改めてかなりの実力者だと感じました。
潔の選択
ゴール前に立ちはだかる馬狼。潔は勝負に行くかどうか躊躇する。
すると、後ろから雷市と國神が上がってきてパスを要求する。雷市はフリー、國神にはマークが1人ついていた。
ドリブル突破か、2人のどちらかにパスか・・・ストライカーとして生きるなら何を選択するべきか潔は迷う。そうしている間に馬狼が間合いを詰めて来る。
決断を迫られた潔は無意識の内に國神へパスを出していた。
結果、國神が豪快なミドルシュートを決めて1-5。
チームZは1点を返すことに成功する。

パスを出す直前、潔はピッチの状況を正確に把握できているようでした。焦ってパスに逃げてしまったような構図でしたが、入寮試験の時に國神のキック力を目の当たりにしている事からも、実際は最もゴールの確率が高いプレーを無意識に選択できていたようにも見えました。
ストライカー失格・・・?
國神がゴールを決めた直後、雷市が潔の胸ぐらを掴み怒鳴りつける。最多得点者が勝ち抜けというルールの下だったこともあり、フリーの自分ではなく、國神にパスを出した事に怒りを露にしている。
潔は、自分で撃つつもりだったが体が咄嗟にパスを出してしまったと弁明する。しかし、雷市は納得しない。
さらには、敵チームの馬狼にまで「ストライカーの資格はない」と言われてしまう。
試合はそのまま1-5で終了。
得点を奪えたもののチームZがまとまる兆しは見えず、潔自身もストライカーとしての自信を失ってしまうのだった。

ゴールに繋がるプレーをしたのに、味方からも敵からも罵倒される潔、めちゃくちゃ可愛そうでしたね。でも、國神はまじめで義理堅そうなので、アシストしたことで今後協力的になるかもしれません。チームZは早くもチーム崩壊(そもそもチームになっていない)の正念場を迎えた感じですが、次戦に向けて立て直していって欲しいところです。
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