『アオアシ』第154話「とてもセーフティー」の感想と考察です。
ネタバレもあるので未読の方はご注意を!
前回のあらすじはこんな感じです↓↓↓
東京VANS戦がいよいよキックオフ!
両サイドにJリーグ入りが内定している協力な3年生アタッカーを擁する東京VANSが序盤からいっきに攻め込んできますが、葦人たち1年生の4人が並んだディフェンスラインは連動した守備で抑えました。自分たちのディフェンスがプレミアリーグでも通用する所を見せた葦人たち。一方、代表組が抜けたオフェンス陣はどのような攻撃を見せるのでしょうか?
『アオアシ』第154話のあらすじを箇条書きで!
まずは第154話のあらすじをサッとおさらいしましょう。
●葦人たちのDFラインは東京VANSの攻撃を弾き返し続ける。
●手応えを感じる葦人、朝利、竹島。富樫だけが冴えない表情をしている。
●富樫の視線の先には険しい表情で試合を見つめる福田監督の姿が・・・
●ベンチに入った望コーチも厳しい顔をして言う「とてもセーフティーだ!」
●エスペリオンのDFライン、特に朝利と竹島はセーフティーにプレーし過ぎだった。その結果クリアボールを狙われ、東京VANSの攻撃が終わらないのだった。
●そのことに気付いた富樫と葦人。そして富樫が喝を入れる。
●リスクを背負っても、爪痕残さなきゃ次はねえぞ!! 俺は逃げねえ。お前らも逃げるなァ!!
●朝利と竹島の表情が引き締まる。それを見守る福田監督は笑顔を浮かべていた。
守備に集中するあまり、繋ぐ意識が疎かになってしまっていたディフェンス陣でしたが、自分たちで気づき、修正することができました。喝を入れたのが富樫という所に、1年生たちの大きな変化を感じますね!
『アオアシ』第154話の感想&考察!
経験値の高さを見せる東京VANSユース
東京VANSは、エスペリオンのディフェンス陣がリスクを避け過ぎて安易なクリアや、サイドへのボールしか出さないことをすぐに見抜きました。
『アオアシ』第154話より引用
葦人たちのコンパクトで連動した守備に戸惑うこともなく、すぐさまクリアボールを狙って連続攻撃を仕掛けてくるあたりは、さすが3年生主体のチームといったところでしょうか。
さらに、東京VANSの9番が竹島の体重移動の癖を既に見抜いてしまったというシーンもありました。エスペリオンのディフェンス陣に対して、個人の経験値や技術レベルでは、東京VANSの攻撃陣の方が上手のようですね。
守護神秋山のファインセーブ!!
東京VANSの攻撃をはね返し続けていた葦人たちですが、両ウィングバックの辰巳と酒井に一瞬の隙を突かれて大ピンチを迎えてしまいます。
そんな大ピンチを防いでくれたのが、守護神の秋山先輩です!
『アオアシ』第154話より引用
酒井が抜け出して、完全にキーパーと1対1の状況でしたが、見事なセービングを見せてくれました。1年生たちのミスをファインプレーでカバーしてくれる頼れる先輩ですね!
生き残るために、リスクを冒してでも攻撃に絡む必要がある葦人たちにとって、秋山先輩のビッグセーブは大きな励みになったのではないでしょうか。
冨樫が見せた成長に震えた!
朝利と竹島に対して「逃げんじゃねー!」と吠えた冨樫。
最後に言った「俺は逃げねえ。お前らも逃げるなァ!!」というセリフからは、冨樫の成長が如実に感じられる素晴らしい一言だったと思います。
『アオアシ』第154話より引用
冨樫がこのようにチームを鼓舞するシーンは今までありませんでした。冨樫は1人でサッカーやってましたからね。でも、1人じゃサッカーはできないと学んで、意地もプライドも捨てて練習に打ち込んできました。
そんな冨樫が放ったこの言葉は朝利や竹島にもストレートに響いたハズです。福田監督は笑っていましたが、成長した冨樫に、未来のディフェンスリーダーの姿を見ていたのかもしれませんね。
『アオアシ』第154話の感想&考察まとめ
『アオアシ』第154話の感想と考察でした。
試合展開的にはだいぶ押し込まれていましたが、秋元先輩のビッグセーブや冨樫の成長が見られてポジティブな印象が残る回でした。
冨樫の喝を受けて、朝利や竹島が繋ぐ意識を持ちなおしたらエスペリオンの攻撃も少しは形になるはずです。
しかし、繋ぐ意識を持つという事はその分リスクも増えるという事ですので、そこを突いてくる辰巳と酒井といった展開も見られそうです。
まだまだ、二転三転しそうな試合になってきましたが、果たして先制点はどちらに生まれるのでしょうか!?
次回も楽しみです!
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