いらっしゃいませ。
アオアシ142話「ロープ」のネタバレと感想です。
吹っ切れた富樫に連れ出され、1年生たちが夜練を始めました。
視野を広くしたい富樫に対して、視野を守備に活かしたいアシト。
そんな悩める1年生たちの前に、福田監督が登場します!
視野の広さを守備に活かすには?
視野が広いって言うけどよ…俺のそれは、なんで守備に生きねえんだ?
引用:『アオアシ』142話
142話はアシトのこの悩みからスタートします。
攻撃の時は広い視野を活かして、栗林ともプレービジョンを共有できたアシトですが、その視野を守備時に活かせないことが現在の課題です。
誰でもいいから守備を教えてくれと切実な思いを吐露するアシト。
誰でもいいってアシト失礼だなと思いましたが、これもアシトが焦っていることの現われでしょう。アシトはプレミアの試合で何かを掴めそうな感覚を抱いていて、その感覚を失う前にもう一度プレミアの舞台に立ちたいと考えているようです。
しかし、ディフェンダーである浅利と竹島は教えられないと言います。
彼らが小学生の頃から当たり前の事として教わってきた守備の概念は、言葉にして伝えようとするとどうしても論理的になってしまい、難しいと言うのです。
福田監督登場!
守備を説明するとどうしても小難しくなってしまう。
そんな話をしている1年生たちの前に、福田監督が登場します。
読者は141話から福田監督が1年生の練習を見ていたことを知っていましたから驚きはありませんが、アシトたちはめちゃくちゃ驚きます。
特に、富樫とアシトに無理やり連れてこられた!と、即座に門限破りの責任逃れをしようとする浅利が微笑ましいです。浅利らしいというか…
福田監督は、門限は全く気にしていない様子ですが、守備を論理的にしか説明できないことは問題だと指摘します。
そして、そのまま練習に参加すると言い出すのでした。
ロープを使った守備練習
福田監督はディフェンス4人にロープを持たせました。
4人がロープを両手に持って繋がる事で、誰か1人が動いたら他の3人もそれに合わせて動かなければいけません。
誰かが動いたら他の選手も連動して動くというのは、攻撃でも守備でも基本になってきます。ロープを使うことでそれが強制的に行われるわけですね。
守備の基本を頭で理解するのではなく、体に覚えこませるというイメージの練習見たいです。
アシトはこの練習方法に戸惑いますが、富樫、竹島、浅利の3人はわりと自然に動けているようです。
そして、アシトがロープを離してしまった直後に福田監督がテクニックを見せつけてきます。
福田監督の衰えない技術に驚愕する1年生たち。
こういうのをちょいちょい出されると、選手としてはがっつり心を掴まれてしまいますよね。
福田監督は驚く1年生たちそれぞれに、問題点を指摘していきます。アシトが言われたのはロープから手を離したのはお前だけだ、という事でした。それこそまさに守備の基本的な動きができていないという事でしょう。
さらに福田監督は、週一で1年生たちの夜練に付き合うと言い出します。
アシトたちにとっては願ってもないチャンス到来です!
まとめ
1年生たちの夜練は、福田監督の登場でかなり本格的になりました。
戦力の底上げをするという、福田監督の本気度も伝わってきますね!
プレミアで通用する守備を身に着けたいというアシトにとっても、これは希望の光となったはずです。
また、この事実を知ったら黒田とかはかなり悔しがりそうですが、次回から誘ってもらえるでしょうか?(笑)
アシトや富樫をはじめ、1年生たちの飛躍に期待したいです。
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